安価 ワタナベ ピンキー コレクション バイオレンス 日本映画

5/ 5stars

芸能界の中でも、類まれな紳士であった児玉さんの半生を綴った自叙伝です。 内容の半分は、東宝に所属していた時代のこと。学者をめざしていた児玉さんだが、お母さまの逝去がきっかけで、俳優の道に入り、「腰掛け」程度に考えていたのに、結局本業になってしまったこと。 血気盛んで、「世界のクロサワ」にもたてついた若き日の児玉さん。 スター、監督諸氏との出会い人とのさまざまな出会い等が生き生きと描かれています。 私のような中年は、ホームドラマで大活躍した、若き日の児玉さんを鮮明に覚えていますが、「ＨＥＲＯ」を見て、初めて児玉さんが俳優であることを知った若い人も多かったのでは。 最後の、娘さんのことを記した章は心にしみました。 今年になってからどんどん痩せていくのがテレビでもわかり、気になっていましたが、やはり具合が悪かったのですね。 なのに、なくなる直前まで一生懸命仕事されていた児玉さん。もっともっと元気で活躍される姿を見たかった。 改めてご冥福をお祈り申し上げます

5/ 5stars

娘と一緒に映画を見ましたが、思った以上に面白く、遅ればせながら原作本等購入して読んでいます（結構原作に忠実でした）。この本は写真集だけでなくインタビューとメイキング記事も載っており、AKB前田敦子さんのファンの人は勿論なんでしょうが、個人的には大泉洋の役所が良く、インタビューではその辺の話も載っており面白く読めました。映画を見た後読むと楽しめる本だと思います。それにしても、こういうベストセラーでドラッガー（この本で初めて名前を知りましたが）が流行ってしまう世の中って凄いなあ、と原作者岩崎夏海さんには敬服してしまいます。